権平ひつじ原作によるTVアニメ「夜桜さんちの大作戦」のステージが千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2024」にて行われ、朝野太陽役の川島零士、夜桜六美役の本渡楓、夜桜凶一郎役の小西克幸、夜桜二刃役の鬼頭明里が登壇した。
【画像】小西克幸が原作者・権平ひつじにとっての六美の存在を尋ねた際の回答配布されたキャラクターのお面を身に付けた観客が埋め尽くす会場に登場した4人。声出し解禁を喜び、それぞれ観客とのコールアンドレスポンスを楽しんだ。最初はキャラクターを紹介するコーナーを展開。川島は太陽の演技について、個性的な夜桜家が次々と発するボケにツッコミをするのが大変だと苦笑いを見せる。七悪が紹介されると、一同はかわいい、癒されるとコメントした。
いい雰囲気でアフレコが進んでいると話すのは本渡。収録ではまだ兄弟役を演じるキャストが現場に揃っていないものの、お互いの声を聞きながら意思疎通しているのだと言う。キャスト陣と一緒に仕事をするとき家族を感じるのだと本渡が関係性をアピールすると、小西もそれに同意した。
ここでアニメの第1弾PVが公開された。キャスト陣もステージで初めて見るという映像に一同は大盛り上がり。川島により2024年4月に放送が決定したことも告げられると、全員が喜びながらも放送が待ち遠しいといった様子を見せた。
続いては、キャスト陣から送られた質問に原作者の権平ひつじが答えるコーナーへ。川島は「夜桜さんちの大作戦」がなぜ優しい世界観を貫けるのかと質問。権平は家族という題材や、少年誌らしく制作していることを要因に挙げつつ、自身が優しい人だからと冗談めかして回答した。本渡は権平が自身に似ていると思うキャラクターは誰かと問うと、たまに凶一郎に共感するのだと明かされる。自身も絵を描く鬼頭が描くのが大変なキャラクターを聞くと、クセのなく丸みのある六美を描くのは緊張すると答えた。ちなみに、ゴリアテは目をつぶっても描けるとのこと。小西は六美への愛を問う質問を3問投げかけ、権平とのコールアンドレスポンスのようなやりとりで観客の笑いを誘った。
ステージでは、第1話から2つのシーンの公開アフレコも実施された。夜桜家の喧嘩に太陽が巻き込まれる場面では、最後に小西がアドリブを付け加え会場は笑いに包まれる。太陽がある決意をする重要なシーンのアフレコが披露されると、迫真の演技に観客からは拍手が送られた。
ステージも終盤になり、権平からのメッセージが届けられる。権平は関係者やファンへの感謝を述べつつ、アニメとなってゴリアテが動くことを強調した。最後の挨拶では、もうすぐ作品を届けられることが楽しみといった様子の鬼頭が意気込みを述べる。動いてしゃべる六美をアピールするのは小西。ファンに六美を愛するように呼びかけた。本渡は笑顔でファンに感謝を伝えつつ、太陽がどのように大切な人と出会い、守っていくのかに期待してほしいと語る。トリを務めるのは川島。不器用な自身と太陽を重ねつつ、太陽が成長していく物語の見どころを伝え、ステージは幕を閉じた。
■ TVアニメ「夜桜さんちの大作戦」
□ 放送情報
2024年4月よりMBS/TBS系全国28局ネットにて放送
□ スタッフ
原作:権平ひつじ『夜桜さんちの大作戦』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督/シリーズ構成:湊未來
キャラクターデザイン/総作画監督:高橋瑞紀
美術監督:中原英統
色彩設計:山口真奈美
撮影監督:佐藤敦(スタジオシャムロック)
3D監督:遠藤誠(トライスラッシュ)
編集:近藤勇二(REAL-T)
音響監督:鐘江徹
音楽:藤本コウジ / ササキオサム(Sus4 Inc.)
アニメーション制作:SILVER LINK.
製作:夜桜さんちの大作戦製作委員会
□ キャスト
朝野太陽:川島零士
夜桜六美:本渡楓
夜桜凶一郎:小西克幸
夜桜二刃:鬼頭明里
夜桜辛三:興津和幸
夜桜四怨:悠木碧
夜桜嫌五:松岡禎丞
夜桜七悪:内山夕実
ゴリアテ:松岡禎丞
※高橋瑞紀の高ははしごだかが正式表記。
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