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ゴルフ嫌いだった僕が手に入れた新しいドライバー「PING G430」- 大げさだけど、新たな世界を広げ、人生を豊かに変えてくれた

2023年12月15日 17:11  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
「編集部オススメ!! 私のベストバイ2023」と聞いて、今年購入したさまざまなモノ、コトを振り返って考えてみた。



モノで言うと、機能面やデザイン面などのプロダクトとして満足度が高いものがいくつか頭にパッと浮かんでくる。たとえば、ユーズドではあるが、ずっと憧れていた美品の「Alden(オールデン)の990プレーントゥ」。コト消費は、コロナが5類に移行したタイミングで、今までのうっぷんを晴らすべく、奮発して一泊5万円もするような湯河原の高級温泉旅館に家族で泊まったこと、等々。



これらは、間違いなく2023年を代表するようなプライスレスな体験だった。


今回、数ある素晴らしい消費体験の中から、「プロダクトとしての素晴らしさ」もさることながら、「日々の生活をポジティブに変え、大げさだが人生を豊かにしてくれた」というモノ・コト両方を兼ね備えた逸品という点で、「私のベストバイ2023」は、ゴルフのドライバー「PING G430」を選びたい。


PINGと聞いてもゴルフ好きの人じゃないと“ピン”と来ないかもしれない(笑)



PING(ピン)は、1959年に創設されたアメリカのゴルフ用品メーカーで、全英女子オープンで優勝した渋野日向子さんが契約していることで注目されたので、なんとなく知っている人も多いのでは?



でも、なんでスコア100付近をさまよっている素人がPINGの最新ドライバーを手にして、鼻息を荒くしてベストバイに推してきた?と疑問を持つ人もいるだろう。



70~80台のスコアをコンスタントにたたき出す会社の先輩や取引先の偉い方々、そして世代を問わずゴルフを愛し、鍛錬を惜しまない諸先輩方からの総ツッコミは承知の上だ。



これにはちょっとした訳があって、たまたまの「人数合わせ」が生んだ「縁」が、僕にとっては最高の「ギフト」だったという、今年の夏の話しになる。


実は、そもそも“大”が付くほどのゴルフ嫌い。



上司:「こんどお客さんとゴルフに行くから一緒にどう?」

私:「その日はちょっと予定が入っておりまして……(汗)」



こんな具合に上司からのゴルフの誘いを何かと言い訳をして逃げ回っていた。

純粋にゴルフの面白さがまったくわからなかったからだ。

なんでスイングの話しで楽しそうに盛り上がれるのか? まったく意味不明だったし、なにより、朝が早くて、お金もかかる、さらには「オフタイムなのに気を遣わないといけないんかい!!」というのが本音のところだった。



それが、部署が変わってからまったくゴルフのお誘いがなくなると、不思議に「あれ、何か物足りないな~」と感じるようになってきて、たまにふらりと近くの打ちっぱなしに行くようになった。



そんなときに偶然、高校時代のサッカー部の仲間から「一人来られなくなったからどう?」って、まさに“人数合わせの穴埋め要員”としてゴルフのお誘いが飛び込んできた。

学生時代は勉強をまったくせず、サッカーに熱中していた連中が、今では、そろいもそろってどっぷりゴルフにはまっていた。



メンバーのスコアを聞いたら、みんなうますぎるので最初は乗り気じゃなかったのだが、久しぶりにコースに出て、大自然の中で仲間とワイワイやりながら、のびのびプレーをしていると、「あれ、ゴルフってこんなに楽しかったっけ」って人生で初めて思えた。



仕事の延長で嫌々やっていた頃は、とにかく迷惑をかけないようにと、緊張と焦りで余計に力が入ってしまう。ドライバーショットも曲げないようにと考えれば考えるほど、右に左に飛んでいって、まさに負のスパイラルに陥る。

毎回、サッカー部時代の走り込みにも負けないくらい汗だくで走り回っていた。



それが、たまたま穴埋めで参加したゴルフがきかっけで、この歳になってゴルフに対する価値観が変わってしまうなんて思いもしなかった。(でも、スキルは相変わらず……)

○■はじめて自分の意思で手に入れた新しいドライバー


もちろん、ゴルフ道具にも関心を持ったことがなかった。ずっと先輩から譲り受けた年代物のクラブセットを大切に使っていて、それで十分だと思っていた。



それが、何回かコースに行くようになると、自分に合う新しいドライバーで思いっきり打ってみたいという願望がじわじわ芽生えてきた。



暇があればネットで口コミを見たり、ゴルフショップをまわったり観察の日々が始まった。そして、ついに夏のボーナスのタイミングで勇気を出してフィッティングをしてもらい、はじめて自分に合う新品のドライバーを手に入れたというわけだ。

家族からは、相当なアゲインストな風が吹いたことは言うまでもないが……(笑)。



「PING G430」を手に入れてからというもの、週末暇さえあれば打ちっ放しに行くようになった。ウキウキしながら。

グダグダしていた時間に朝から動くというルーティーンが加わったことで、少しずつ生活習慣も変わってきた。(お腹は相変わらず凹まないけど……)

とにかく初めて自分のお金で買ったドライバーというだけで嬉しくて、愛着もわいてきて、たまーに出る渾身の一打がまた気分爽快! さらにモチベーションを高めてくれる。

素人ながら、ちょっと「PING G430 MAX」のお気に入りの理由について少し触れてみたい。


○■つかまりやすく、とにかく曲がらない!



購入してから3回コースに出たが、前と比べてだんぜんまっすぐ飛ぶようになった。正直、スイングは相変わらず波があってミスショットも多い。たぶん間違いなくテクノロジーのおかげだと言える。



<機能面の解説>



ヘッド体積460㏄で上下左右のMOIが最高峰の9,700+ ※ウエイトポジション:スタンダードの場合

初搭載の「スピンシステンシー・テクノロジー」により、上下のミスヒット時でも最適なスピン量と弾道で、最大のキャリーと飛距離を生み出す。


○■安心感のあるヘッド!飛距離もアップ!



今まで使っていたドライバーに比べてヘッドがだいぶ大きいので、なんとなく当たりそうな気分で楽に触りきれる。ヘッドスピードを最大化してくれるためか、飛距離も大幅に伸びてカートに乗れる時間が増えたのが何より嬉しい(涙目)。



<機能面の解説>



進化したFORGED T9S+チタンフェース。超極薄の反発フェース全面で大きくたわみ、最大初速を実現。快音を生み出す新サウンドリブ搭載。ヘッド内部の最も振動が発生する箇所にリブを配置し、打点がブレても快音を生み出すヘッドへと進化。


○■デザインがかっこいい!



これは、ひいき目以外の何者でもないが、ゴルフバッグから顔をのぞかせるマットブラックのデザインが最高にクールでカッコイイ。とくにコースに出ると、差し色のライムイエローがゴルフ場に映えて気分をあげてくれる(打つまでは……笑)。



<デザイン面の解説>



視覚的にヘッドがシャープに見えるマットブラックデザインが特徴的。加えて、アクセントカラーのライムイエローが映えるデザインが美しい。



それにしてもゴルフは奥が深いスポーツだ。何かをつかんだと思ったら、別の日、別の場所ではびっくりするくらい簡単にそのコツを手放してしまう。



上達に近道なし。日々コツコツと鍛錬を積んでいき、つかんだものを少しずつでも積み上げていくしかない。

とは言え、それを続けていくことが一番難しいことだけど、やはり一緒にプレーして楽しいと感じる「仲間」と気分を上げてくれて、技能を補ってくれるお気に入りの「道具」の存在は、何よりも大切だ。



みんな始めは素人だったわけだし、下手な人が最新の高級なドライバーを手にしちゃいけないこともない。何歳になっても新しいことにハマるって素晴らしいことだと思う。



新しい世界との出会いは、やはり「縁」だと思うし、とてもワクワクするもの。そして人生を少しでも豊かに変えてくれるきっかけになる。

そんなわけで、ゴルフ嫌いだった僕に、新しい視点を与えてくれた最高の「仲間」と最高の「道具」に敬意を払いたい。



と偉そうに言ってみたものの、いっこうにうまくならず……、



「お、今日こそ、シブコ(渋野日向子さんのあだ名)が火を吹くか?」と仲間からのヤジが飛んでくる。



イメトレはばっちり。2024年こそ、青空に吸い込まれるくらい、強く、高く、ドーンと遠くへPING G430の火を吹かせてやるつもりだ。


◆ピンゴルフジャパン岡崎さんからのコメント



ゴルフは練習も大切ですが、実は自分に合ったクラブを選ぶことも上達の近道です。

自分の体型、スイングに合ったシャフトの長さ、重さにするだけでも振り心地や、ボールの曲がり幅がまとまる等、今までミスと思っていた内容が改善されることが多くあります。

PINGフィッティングは、PING直営のフィッティングスタジオのほかに認定フィッターが在席する全国のPING取り扱い店舗で体験することができます。

是非、フィッティングで自分に合ったヘッドタイプとシャフトを見つけて、“激飛”を体感してください。

参考:CLUB PINGサイト



(ピンゴルフジャパン株式会社 マーケティングチーム 岡崎規子さん)


写真提供:ピンゴルフジャパン


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