国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2024(TAAF2024)」のアニメ功労部門顕彰者が決定した。
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アニメ功労部門は、アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した人物を顕彰するもの。制作現場における技術、表現、人材育成などの長年の功績を讃えるだけでなく、教育活動・国際交流なども含め、広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献した人物に賞が贈られる。
顕彰者に名を連ねたのは、出崎統作品を支えた名プロデューサー・加藤俊三、「ドラゴンボール」の原作者・鳥山明、「伝説巨神イデオン」の脚本家・富田祐弘、「装甲騎兵ボトムズ」の監督・高橋良輔、「小さなバイキングビッケ」を手がけたアニメーター・関修一、「ルパン三世 PART2」などで知られる作曲家・ミュージシャンの大野雄二、「ドラゴンボール」ピッコロ役などの代表作を持つ声優・古川登志夫。さらにアニメーションの大量生産を可能にした画期的なトレスマシーンを設計・製作したデュプロシステム株式会社の山本力氏らが選ばれた。
「東京アニメアワードフェスティバル」は、新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与することと、東京の魅力を発信し、観光振興に資することを目的とした映画祭。2024年は3月8日から11日まで東京・池袋で行われる。
※出崎統の崎はたつさき、高橋良輔の高ははしごだかが正式表記。