多くの休職者を出す原因は、さまざま考えられるが、最大の要因は劣悪な職場環境だろう。中には一人の上司が元凶ということも……。福岡県の30代前半の女性(専門職/年収350万円)は、できて5年未満の部署に配属されているが、そこの現状について赤裸々に綴った。現在この部署に従業員が10人程度いるが、
「既に退職者と休職者、異動希望後に異動が叶った者を含めて、8人おります」
と明かす。(文:長田コウ)
「改善見込みなしといった状況です」
上司が原因のようだが、実態はかなりひどいようだ。
「言葉による圧迫をすることはもちろん、自分のお気に入りしか良い仕事を与えない、月3回程度自分のテンションが低い時の口の悪さ、質問を鼻で笑う、自分のミスは謝らないが人のミスはここぞとばかりに罵倒する」
こんなことが日常的に行われていたら、心を病んでしまうのも仕方がない。「精神的に追い込まれ精神科に通い休職した方」、「異動を希望し異動した方」、「体調崩し短期休業中、心配され他スタッフからの内部告発で異動になった方」と、部署を去る人が後を絶たない様子。
一方で上司はほぼお咎めなし。理由は「会社としても営業数値を出す」やり手社員だからだ。女性はこう嘆く。
「人事異動などなく注意で終わらせる始末で、改善見込みなしといった状況です」
投稿から女性は現在も上司の下で働いている様子が窺えるが、どうか心身ともに健康でいてほしい。
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