「事業で騙され、身ぐるみもはがされ多額の借金も抱え、食事だけでなく飲み水さえ公園の水道を使うほどの状態になり心身ともに疲弊していた」
と振り返る40代前半の男性(静岡県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収600万円)。そんな時に友人から届いたメッセージに返信した結果、絶縁することになってしまった。(文:林加奈)
「俺に金でも貸してほしいわけ?」
飲み水は公園の水道水というほど困窮していた男性。
「そんな時、高校の友人から食事の誘いのメッセージが。通信環境もストップし、しばらく連絡に気づかず、気づいた後も連絡を返す気力がわかずに生きることに必死だった時期があった」
ようやく状況が落ち着き、数か月後に連絡ができなかったことへの謝罪とともにメッセージを返信した。ところが……
「その際、一番最初に返ってきた一言で絶縁を決めました。『で?半年ぶりにそんなつまんない話をしてきて俺に金でも貸してほしいわけ?』人間性を疑う、という言葉がこれほどしっくりきたことはありませんでした。縁切りに迷いはありませんでしたね」
と、絶縁の経緯を振り返る。友人は、メッセージの返信が遅かったことに腹を立てていたのだろうか。とはいえ、こんなに手厳しい言い方をされたら絶縁したくもなるだろう。
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