離職率が高いことで知られる介護の仕事。離職の理由はさまざまだが、当初聞いていた勤務条件と相違があったために退職したエピソードが寄せられた。40代後半の女性(千葉県/年収200万円)は、グループホームの社員として入社。面接では「最初の1か月はパートだが、翌月から社員で」との話だったという。(文:林加奈)
「そんなにお金が欲しいなら週6の日勤にすればいい」とバカにしたような発言も
しかし、女性は社員になっても夜勤ができないため、面接で施設長と話し合い、「夜勤もする社員とは給料の面で差が出る」ことで合意した。ところが……。
「4日後、施設長の嫁(施設内ナース兼役員)から『施設長と話し合った結果、夜勤ができないのであればパートとしてしか雇えない』と言われました。その時、面談した施設長はそばにいながらも透明人間になるかのように存在を消していました」
夜勤なしでも社員になれるという約束を反故にされた女性。「パート時給では困る」と食い下がると、「そんなにお金が欲しいなら週6の日勤にすればいい」と「バカにしたような発言」をされたため、その日の夜に夫に相談し、入職して4日で退職することを決めたという。
「今後どうするのかの答えを仕事上のLINEで返答してほしい」とのことだったため、LINEで退職の意思を伝えたが「既読無視」されたという。そして、
「1か月後、4日分の給料明細と退職届の用紙が届きました。面接時の話を嫁の一言で覆すような会社、さっさと辞めて良かったです」
と、未練は一切ない様子で綴っていた。
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