電車内でトラブルに遭いたくないものだ。しかし不運なことにヤンキーに絡まれてしまった50代後半の男性(東京都/専門職/年収350万円)の場合、車掌が仲裁に入ったが、そのせいで事態がさらに複雑に……。衝撃的なエピソードを紹介する。(文:林加奈)
「揉め事の原因はこの人」と濡れ衣を着せられた男性
男性は都内の私鉄に乗車していた際「ヤンキーに絡まれた」という。
「途中駅で車掌が仲裁に入ってきたのだが、まだ新人らしく、車掌本人がヒートアップしてヤンキーとつかみ合いになり、そのまま車掌を含めた3人で駅前交番に行くことになった」
仲裁に入るはずの車掌がなぜかヒートアップし、警察のお世話になる羽目になった男性。そして……
「車掌がトンデモ発言を連発し始める。『仲裁に入った自分は両者から殴られた』『自分は一切手を出してない』とか『揉め事の原因はこの人』と、私を指さす始末。もちろん、車掌に殴られたヤンキーも黙っていなかったが……」
この時、鉄道会社の上司が車掌に同行していたが、車掌が殴ったことが公になるのを恐れたのか、男性と絡んできたヤンキーの全員に非があると証言し続けていたという。その後、事態はまたもや思わぬ展開を見せる。
「偶然、交番に道を聞きに同じ電車に乗っていたおばさんたちが来て証言してくれたので、私はお咎めなしで済んだが、デタラメを言っていた車掌やその上司からは一切謝罪はなかった」
一連の出来事は、20年以上前に起きたことだという。男性の暴行の疑いが晴れたのは良かったものの、鉄道会社側から謝罪がなかったために今もモヤモヤが残っているようだ。
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