北海道に住む50代後半の女性(医療・福祉・介護/年収650万円)は、「高校同期の友人M」と絶縁したエピソードを語ってくれた。女性は昨年、新型コロナ感染症に罹患して重症化、入院することになったという。友人「M」について、
「独居で保健所の対応が遅くどんどん体調が悪化するなか、ずっと連絡をし続け、励まし、食料まで届けてくれて命の恩人で、足を向けれないほど感謝していました」
と語る。しかし、
「つい先日LINEも電話もブロックしました」
という女性。一体、何があったのだろうか。(文:真鍋リイサ)
響き渡る声で「そー言えば離婚したんだってぇ」
「命の恩人」であるMと、絶縁のきっかけとなったのは「高校同期」と会った時だった。
「全員が揃った時にお喋りで有名な別の友人が、皆に響き渡る声で『そー言えば離婚したんだってぇ』とかまされ……」
この時、女性はM以外に自分が離婚していたことを言っていなかったようで、さぞかし動揺しただろう。
「誤魔化そうとしましたが『Mに聞いたよぉ。たいへんだったねぇ』と離婚理由まで筒抜けでテーブルはしばらくその話題で持ちきりになりました」
と綴る。信頼していたMに離婚の経緯を話していた女性は、裏切られた気分だったに違いない。
「離婚だけでなく理由までペロッとあまり親しくない同期に話し、恥をかかせた友人が許せずもう縁を切りました」
信頼を築くのは時間がかかるが、崩れるのは一瞬だ。
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