職場環境が良くないと辞めたくなるのは当然だろう。北海道の50代後半の女性(サービス・販売・外食/パート・アルバイト/年収100万円未満)は、
「キッチン希望で行ったのに面接でホールをやってほしいと言われ、断っているのに帰してもらえず、粘られてしょうがなくホールで入社」
全く折れない姿勢の面接官の様子を見て、仕方なくホール勤務することになったものの、
「更衣室がなく仕切りのないキッチンの片隅で着替え、衣服もそこにかけて置くので衣服にキッチンの匂いが移る」
と初日から労働環境にも不満を抱いていた。(文:谷城ヤエ)
「3日しか働いていないから給料は出ない」と言われた
勤務表は手書きで初日から勤務時間が10分オーバーだったそう。それ以降も定時で上がれることはなかったようだが、勤務表が「手書きなので決まった時間を書かされる」という。
「1番嫌だったのがチラシ配り。テナントで入っている店だったので、買い物客で来るお客様に入り口でチラシを渡すのが嫌だった」
色々と受け入れられないことが積み重なり、結局女性は3日で退職することを決意した。退職の際にも困難があったようで、「辞めることを伝えたら3日しか働いていないから給料は出ないと言われた」という。
「辞めた後『労基に電話してきいたら3日でも働いたら給料はもらえると言われた』と言ったら、給料はもらえました」
「飲食店なのに更衣室がないって衛生的にどうなのかと思いましたし、面接もしつこい宗教勧誘かと思いました」
と不満を漏らした。
「辞めて良かったです。そこは年中、求人出してますが長続きしないでしょうね」
と綴った。
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