言葉一つで相手を深く傷つけることがある。宮城県の40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/100万円未満)は、幼稚園教諭として働いていたときに起きた、つらい体験を回想した。
ある日、女性は休みを取り、祖母の病室に家族や親族と集まっていた。その日の夕方に祖母が亡くなり、女性は深い悲しみのなか、翌日から休みを取るために職場に連絡したという。すると副園長は、女性にこう言った。
「今日亡くなったってことは今日が忌引きの1日目だから、明後日には来てください」
「その日の休みはそもそも忌引きではなかった」と主張
事務的な連絡のみで、お悔やみの言葉もなかった副園長に、「大切な身内を亡くしてすぐの私に掛けられた言葉がそれでした」と衝撃を受けた女性。さらに、
「悲しみの気持ちに寄り添うどころか、開口一番がその言葉だったので、悲しみを通り過ぎてしまい、その後のことはあまり覚えていません」
と綴った。
もう一つ、女性が副園長の対応を問題視しているのは、祖母が亡くなった日の扱いだ。「その日の休みはそもそも忌引きではなかった」ということ。副園長が休みを1日減らそうとした背景には、人手不足の問題があったかもしれないが、それとこれは別だろう。
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