決定的なきっかけが無くても、自然と友人と縁が切れてしまうこともある。青森県に住む50代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、友人が家を新築したとき新築祝いを贈らず、そのまま絶縁したという。
もともと友人とは「小、中、高の同級生で卒業して、お互いに結婚してからも交流」があり、かなり深い交友関係だったと言えそうだ。ただ、新築祝いを贈らなかったワケは、ある違和感が尾を引いているようだった。(文:永本かおり)
離婚の際、友人の夫からダメ出し「私の何を知っているのか」
それは女性が離婚した時期のこと。「その友人の夫も自宅にいて」と振り返る。家に友人夫婦を招いて話をしていたのだろう。ところがその「友人の夫」から思いがけない対応をされてしまう。
「その夫に離婚のダメ出しをされました。友人ならともかく、(友人の)夫は結婚式でしかお会いしてなく、私の何を知っているのかと思いました」
一方的に意見された不快感を打ち明けた。それからは、数年に一度の帰省のときに会う程度になり、その時も友人とだけ会っていたという。つまり夫の方と一緒に付き合うことを避けたのだ。
その後しばらくして「その友人が家を新築」し、「新築のお知らせ」も来たようだが……。
「年賀状にも新築の写真で、お祝いを贈っていなかったので、なんか気まずくなりました。それで、連絡を取らなくなって、年賀状も来なくなりました。それっきりです。でも、もう話すこともないので、縁が切れてホッとしています」
と次第に友人とも距離ができ、交友が難しくなった経緯を綴っていた。
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