入社してみたら想像と違った、なんて経験をしたことがあるだろうか。昔に比べホワイトな会社が増えたと言われるが、外からはなかなか見えない「闇」が存在する職場もまだ存在しているらしい。
鳥取県に住む40代後半の女性(営業/年収400万円)が働く会社は、
「人員削減をしているため、部署を兼務する人が増えてきている」
という。そのことで、トラブルが生じているようだ。(文:真鍋リイサ)
「社員を大切にするという概念が薄い」
「兼務で心身病む人もいれば、上手く立ち回り好きな方の部署に力を注ぐ人もいる。その分残った者が肩代わりして仕事し、その人が病むことがある」
結局誰かの心身が病んでいるという衝撃の状態だ。また、その際の職場の対応も信じられないものだった。
「病む人がでても、日常化しているので、『あの人、仕事大変そうだったもんなあ』で終る。鬱など病んだら配慮があるが、病むまで訴え、相談しても変わらない」
これでは病む人が増える一方だろう。さらに、
「『何かあったら相談しろ』と言いながら、相談しても結局変わらないどころか、目を付けられる」
と明かしている。相談しても現状が変わらないどころか、逆に目をつけられてしまうというブラックさである。ほかにも、
「ノー残業デーなど、見た目だけで、機能してないものがある」
「新人に激甘。だから勘違いしている新人がいる」
と綴った。女性はこれらの問題の根底には、会社が、
「社員を大切にするという概念が薄い」
ことがあると見ている。誰かに負担が集中することなく、みんなが生き生きと仕事ができる会社で働きたいものだ。
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