面接は、面接官が応募者を見極める場だが、応募者も会社を見極める場でもある。面接官の態度次第ではたとえ内定が出ても辞退したくなるものだ。今回は、就活中の面接で起きた信じられないエピソードを2つご紹介する。(文:林加奈)
「移動して着いたら『寿司屋でする』と言われて移動して」
60代前半の女性(埼玉県/事務・管理/年収250万円)は、警備会社の面接に行ったときのことをこう語る。
「私の履歴書をうちわ、扇子のように使い終始それで扇ぎながら話をしていました。その動作が気になって話が全く頭に入りませんでした」
履歴書を本人の目の前でぞんざいな扱いをするのは失礼極まりない。女性は「採用されたらその人が研修を担当すると聞き、当然辞退しました」とも綴っている。
また40代前半の女性(東京都/事務・管理・年収450万円)は、面接にたどり着くまでが大変だった。
「会社に行ったら『ホテルのラウンジで面接する』と言われて、移動して着いたら『寿司屋でする』と言われて移動して、寿司を食べたら帰された。合否の連絡もなかったけど、あんな会社、合格しても行かない」
面接のついでに食事したのか、食事のついでに面接したのか、どちらにせよいかがなものか。合格しても素直に喜べない会社は辞退してもいいのかもしれない。
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