通勤や通学など日常的に利用する電車や駅の中で、さまざまなトラブルに見舞われた経験談が寄せられている。今回は、駅や電車で怖い思いをした女性のエピソードを紹介したい。(文:林加奈)
40代前半の女性(東京都/事務・管理/年収400万円)は、大学生のときに電車内で起きたトラブルをこう振り返る。
「夕方帰宅中にいきなり中年女性から怒鳴られた。中年女性が電車を降りる間際、急に大声を出して『ずっと見てんじゃねーよ』と。私は思い当たるふしもなかったが、どうやら私だったらしい。隣にサラリーマンもいたが、お互い何もしていないよねって感じでした。結構な満員電車で、大声を出されて、正直怖くて動悸が収まらなかった」
突然大声を出されて周囲も含め驚いたことだろう。ましてや自分に向けられているのだから怖くなるのも無理はない。
「これは正当防衛だ!」と腕や腹を殴ってくる
また、20代前半の女性(東京都/事務・管理/年収300万円)は、駅のホームでトラブルに見舞われた。
「朝の通勤ラッシュ中、ホームへ向かう階段を降りた地点で急に折り畳み傘で30代くらいのおじさんに後ろから殴られた。後を追いかけると、折り畳み傘を振り回し『靴を踏んだだろう!これは正当防衛だ!』と腕や腹を殴ってくる」
正当防衛にしては度が過ぎている。女性は駅員に相談したが「駅員の死角であり、防犯カメラがないことから犯人の特定が難しいとされ、泣き寝入り」と、後味の悪い結末も明かしていた。
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