いちいち対応が雑な会社で働き続けるのは難しい。神奈川県の30代後半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収200万円)は、無茶苦茶な理由で残業を命じられたことがある。
その日男性は、「歯医者の予約があるから残業できない」と上司に報告していた。しかし、結局は「人が居ないから残業しろ」と言われた挙句、歯医者を「当日キャンセル」せざるを得なかったそう。
仕方なく、別日に歯医者を予約したが、そんな男性に追い打ちをかけるような出来事が起きたのだ。(文:長田コウ)
歯医者はまた当日キャンセルに
今日こそは、という気持ちで歯医者の日を迎えたことだろう。しかし再び、上司から信じられない命令を受ける。
「残業する人がパチンコしたいが為に残業せずに帰ったからまた残業しろ」
なんともいたたまれない理由で、男性のプライベートな予定は完全に無視された。結局またもや「当日キャンセル」をする羽目になったという。「本当最低な会社でした」と呆れていた。その後、退職したとのことだ。
ほかには、手当が勝手になくった、という声も。静岡県の30代前半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収300万円)は、
「年末年始の手当が来年から廃止されるのを人伝で聞いた」
という。収入に大きく関わることであるにもかかわらず、「会社側も組合側からも」男性への直接的な説明はなかったというから驚きだ。確かにこれではやってられない。
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