仕事を即行でやめる人にも理由はあるのかもしれない。石川県に住む40代後半女性(事務・管理/パート・アルバイト/年収100万円)は、レンタカー業を1週間足らずで辞めたという。(文:真鍋リイサ)
「ものすごい意地悪な女性がいたので辞めました」
「辞めてよかったです。いたらストレスたまるのが見えてます」
なんでも、一緒に働く女性の対応が酷いものだったらしい。
「社員の女性が、まず、出勤したのに会社に入れてくれない。ガラスの重い扉の鍵が開けにくいため『1度タイムカード押させてください』と話しても無視」
会社の扉が重くて開けるのに苦労していた様子の女性。ガラスなら中にいた女性社員にも見えていただろうに、手助けしてくれなかったようだ。出だしからこのような対応をされては、働くやる気もなくなってしまうだろう。さらに働いたばかりで「車を出す端末操作のやり方」がわからないときに、「お客様の前で『早く!早く!』」とせかされたそうだ。
「きわめつけは、支店同士なのに、レンタカーを廻さない。出さない。自分の店舗の売上しか見てない」
女性の指摘するように、別の支店でレンタカーが足らないことがあれば廻すほうが、店全体の利益は上がるだろう。
「辞めてよかったです。いたらストレスたまるのが見えてます」
と振り返る。
「実態は8時から22時出勤が常態化していた」
千葉県に住む30代後半男性(その他/正社員・職員/年収650万円)も、高校生のアルバイト時代に「自社管理の自販機に商品を補充する仕事」を3日で辞めた経験があると語る。
「『8時から17時の勤務に少し残業がある』というのが面接時の説明だったが、実態は8時から22時が常態化していた」
さらに給与は通常の時給分だけで「残業割増も無かった」というから衝撃だ。
「高校生のアルバイトとしては破格の時給だったので飛びつきましたが、当たり前のように残業をさせるのでビックリしました」
アルバイトの男性にも相当な残業をさせていた会社。実際に働いている社員も同様な対応を取られていたとしたら大問題だ。男性は最後にこう綴った。
「駅や病院、サービスエリアでよく見かける自販機の会社ですが、自販機を見る度に思い出します。 当たり前ですが、その会社のものは絶対に買いません」
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H