Text by CINRA編集部
ウルリケ・オッティンガー監督の「ベルリン三部作」が12月9日から12月15日にかけて東京・下高井戸シネマで上映される。
ウルリケ・オッティンガーは「ニュー・ジャーマン・シネマ」の時代から精力的に作品を発表しながらも、⽇本では紹介される機会が少なかったドイツの映画作家。近年では、フェミニズム映画やクィア映画の文脈で論じられ、2020年には『ベルリン国際映画祭』でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞するなど再評価が進んでいる。
同企画は今年夏に上映されたオッティンガー監督「ベルリン三部作」のアンコール上映。日本劇場初公開となった『アル中⼥の肖像』『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』、ヴァージニア・ウルフの小説『オーランドー』を翻案した『フリーク・オルランド』の3作品が再び劇場で楽しめる。
上映期間中には、DIVAのゆっきゅん、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の金子由里奈監督、ドイツ映画研究の渋谷哲也によるトークイベントを実施。スケジュールは劇場公式サイトを確認しよう。
『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』Dorian Gray im Spiegel der Boulevardpresse, Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger
『フリーク・オルランド』Freak Orlando, Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger
ゆっきゅん
金子由里奈
渋谷哲也