声優の神谷浩史と井上和彦、大森貴弘総監督が登壇する生コメンタリーイベント「リバコメ!!×TVアニメ『夏目友人帳』アニメ化15周年記念イベント」が、12月2日に東京の大手町三井ホールにて開催される。このたび本イベントのライブ配信が決定し、上映エピソードについても発表された。
『夏目友人帳』は、「LaLaDX」2003年7月号に読切として掲載されたのち「LaLa」にて連載中の、緑川ゆきによるマンガを原作とするあやかし契約奇談だ。祖母の遺品「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる身となった妖怪が見える少年・夏目貴志が、祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐり自称用心棒のニャンコ先生とともに忙しい日々を送る姿を描く。
TVアニメシリーズは2008年に放送を開始した第1期を皮切りに第6期まで制作され、深夜アニメとしては他に類を見ないロングシリーズとなった。2018年9月にはシリーズ初の長編オリジナルエピソードを描く劇場版も公開。さらに、2021年1月にはファンに人気のふたつの短編エピソードが劇場にて限定上映されるなど、映像化が続く。また、アニメの15周年突入にあわせて6年ぶりの続編となるTVアニメ第7期『夏目友人帳 漆』の制作決定が発表されている。
「リバコメ!!」とは、長きにわたり愛されるアニメ作品をリバイバル上映し、当時の出演声優・関係者による生コメンタリー+トークショーを届けるイベントだ。
『夏目友人帳』の「リバコメ!!」として企画された「リバコメ!!×TVアニメ『夏目友人帳』アニメ化15周年記念イベント」がこのほど、先行申込において多数の申込みがあったことから、より多くのファンが観覧できるよう、全国・全世界へのライブ配信の実施が決定した。
また、先日行われた「話数投票企画」により、イベント当日に上映のうえ、生コメンタリーが行われるエピソードも決まった。昼の部では第一期第二話の「露神の祠」、第三期第四話の「幼き日々に」、夜の部では第五期第十話の「塔子と滋」、第六期第八話の「いつかくる日」が上映される。会場への来場者も、オンラインで視聴のファンも、この機会に『夏目友人帳』のアニメ化15周年を祝いたい。
■イベント概要■
日程:2023年12月2日(土)
場所:大手町三井ホール
時間:昼公演13:30開場(14:30開演)
夜公演17:00開場(18:00開演)
出演:夏目貴志役/神谷浩史
ニャンコ先生・斑役/井上和彦
総監督/大森貴弘
※出演者は予告なく変更になる場合があります
(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会