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ナイツも驚き 『M-1』準決勝進出芸人、ファイナリストへの秘策は「目力アップ」と「トロフィー体型」

2023年11月30日 17:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

昨年もM-1審査員を務めたナイツ・塙宣之。2年連続で準決勝進出を果たした漫才コンビに“ごもっとも”なアドバイスも
12月24日に開催される『M-1グランプリ2023』に向けて、8540組の挑戦者が30組に絞られた。12月7日に行われる準決勝でついに決勝進出者が決まるが、出場者たちはネタの他に目を引くための様々な戦略を立てているという。2年連続で準決勝進出を果たしたある漫才コンビが、重要視しているのは「顔」とのこと。その並々ならぬこだわりに、同大会のファイナリスト経験のあるナイツの2人や相席スタートの山崎ケイも驚きの声をあげていた。

28日に放送された『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に、令和ロマンの2人がゲスト出演した。昨年に続いて2年連続でM-1準決勝進出を決めた彼らは、初めての決勝進出に向けて今まで以上に熱意を燃やしているようで、その秘策を堂々と明かした。

それは「見た目」だ。ボケ担当の高比良くるまは準々決勝で、3回戦まで使用していたメガネをわざわざ伊達メガネに変更し、あえてコンタクトレンズを装着。少しでも目が大きく見えるように調整することで目力が強くなり、周囲に「調子いいな」と思わせる作戦をとったという。

その甲斐あってか無事、準決勝の切符を掴んだ高比良は、さらに準決勝に向けて眉のアートメイクを実施。これ以上目は大きくならないため、眉毛を彫る作戦に出たのだ。その出来栄えは、スタジオの山崎ケイが「キリッとなってる」と評した通り、一層目力に磨きがかかったようだが、ナイツの塙宣之は「どうすんだよ。これで決勝行かなかったら何年後かに顔が別人になっちゃうじゃん」と、一抹の不安を抱えているようだ。

一方で、高比良の相方である松井ケムリも負けてはいない。前回出場時からおよそ1年間、「ずっと太り続ける」作戦を実行しているのだ。

彼ら曰く「太れば太るほど面白い」そうで、たとえばリアクション1つとっても二重あごになったほうが面白さは増すのだという。事実、少しずつ太り出した松井は、ファンから「けむてぁ」と呼ばれ愛でられているそうで、マスコット的な立ち位置になることが笑いを呼ぶ一つの手法だと考えている様子だ。松井が「極力(M-1の)トロフィーのフォルムに近づいている」と説明したように、確かにM-1のトロフィーはそれぞれ丸いフォルムとほっそりとした体型の2人で構成されており、それが一般的な「漫才コンビ」のイメージだと考えると、その姿に近づくことでより親しみやすい印象を与えるかもしれない。

「僕らのM-1は“顔”」と言い切った令和ロマン。塙は「絶対、ネタ頑張ったほうがいいよ…」と心配していたが、結成6年目の2人は周囲から「今年こそは決勝」と期待の目を向けられることもあるという。「いろいろなことを考えながら頑張っています」と語った2人だが、ネタはもちろんのこと、やる気十分の“見た目の変化”にも注目だ。

画像2枚目は『ナイツ ザ・ラジオショー【ニッポン放送・月~木 13時から!】 2023年11月28日付X「14時台のゲストに #令和ロマン さんが登場です」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)