実写映画『ゴールデンカムイ』が、2024年1月19日に公開される。このたびその主題歌が、 ACIDMANによる書き下ろし楽曲「輝けるもの」に決定した。これに伴い、その主題歌を使用した最新予告映像、および個性あふれるキャラクタービジュアルも到着した。
『ゴールデンカムイ』は、2014年より集英社「週刊ヤングジャンプ」にて連載が開始され、2022年4月に約8年に及ぶ連載を終了した野田サトルによるマンガを原作とする実写映画だ。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一がアイヌの少女・アシ(リ)パと共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をする物語を描く。
このたびその主題歌情報が発表され、『ゴールデンカムイ』のファンを明言するACIDMANによる、本作のために書き下ろしたオリジナル楽曲「輝けるもの」となることがわかった。ACIDMANは大木伸夫(Vo&G)を中心に、“生命”や“宇宙”をテーマにした壮大な世界を表現し続けている3ピースロックバンドだ。
彼らが手掛けた「輝けるもの」は、『ゴールデンカムイ』の情景がそこに浮かび上がるようなナンバー。大自然の中で抗いながら命を燃やす人々の生き様を、ロックサウンドに乗せてエモーショナルに歌い上げた楽曲となった。楽曲について、ACIDMANの大木をはじめ杉元佐一役の山崎賢人、アシ(リ)パ役の山田杏奈、松橋真三プロデューサーがコメントを寄せている。
また、これまでの特報や予告映像からさらに迫力が増した、新しい本編映像がふんだんに盛り込まれた最新予告映像も到着した。北海道に隠されたアイヌの埋蔵金。その謎を解くカギは、24人の脱獄囚に刻まれた刺青にある……。「試してみるか? 俺が不死身かどうか」と杉元が放つ一言で埋蔵金争奪戦の火蓋が切って落とされる。
「刺青人皮(いれずみにんぴ)をどこに隠した?」と鋭い眼球で杉元に迫り寄る鶴見中尉、元新撰組・鬼の副長、土方歳三の華麗な刀捌きといった新カットも続々登場する。凄まじい勢いで突進して来るヒグマの迫力、そしてACIDMANの疾走感のある主題歌に乗せて、命がけのサバイバル・バトルが展開されていく。
クセの強いキャラクターが次々と登場する中で、エゾオオカミの生き残りであるレタ(ラ)もついにお目見えとなった。「俺は、不死身の杉元だ!」という杉元の台詞には、抱えた想いを言葉に込め、生命力に変えているかのような渾身の叫びが感じられる。迫力が増し、公開が待ちきれなくなるような予告映像に期待が高まるばかりだ。
さらに、埋蔵金の在りかを示すカギとなる刺青模様が入った黄金の背景に、各キャラクターの特徴をとらえた躍動感のあるポージング、各キャラクターのキャッチコピーを添えた、印象的なキャラクタービジュアルも公開された。
山崎演じる杉元佐一と山田演じるアシ(リ)パのほか、眞栄田郷敦演じる尾形百之助、矢本悠馬演じる白石由竹、工藤阿須加演じる月島基、柳俊太郎演じる二階堂浩平・洋平、大谷亮平演じる谷垣源次郎、勝矢演じる牛山辰馬、玉木宏演じる鶴見篤四郎、舘ひろし演じる土方歳三ら、全10種のキャラクタービジュアルにも注目だ。
このほか、本作の公開日である1月19日より、IMAXでの同時上映もスタートすることがわかった。
最新鋭の映像制作技術を最大限に駆使したIMAXは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドが特長だ。本作においては、北海道の広大な大地の豊かさと、生死をかけた迫力のサバイバル・バトルの臨場感を感じることができ、制作陣がこだわり抜いた映画を最高峰のクオリティで余すところなく映画館で体感できる。
『ゴールデンカムイ』ならではの北海道の雄大な自然、二〇三高地の決死の戦闘シーンや突如襲い掛かかってくるヒグマとの生存バトル、そして杉元&アシ(リ)パ VS第七師団VS土方歳三による三つ巴の埋蔵金争奪アクションなど、息をのむ緊迫の大迫力シーンをぜひIMAXでも楽しみたい。
実写映画『ゴールデンカムイ』は、2024年1月19日に公開される。
<以下、コメント全文掲載>
ACIDMAN 大木伸夫
このお話を頂いたのは、とあるライブ出演の 20 分前。
大好きな漫画の実写化の主題歌というお話だったので大興奮!
すぐにイメージが沸き、(オソマのフリをして、、、)トイレに駆け込み、一気にボイスメモにアイデアを吹き込みました。
自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕達の儚い生き様。
正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたら嬉しいです。
あらゆる一瞬の明滅の命が、「輝けるもの」になりますように。
大木伸夫(ACIDMAN)
杉元佐一役:山崎賢人
今回、映画のために書き下ろしてくださったということで、本当に「ゴールデンカムイ」にピッタリな歌詞でした。そして、エンドロールで流れた時の、それぞれのキャラクターたちの旅、冒険、そして物語がこれからも進んでいくような力強さだったり、切なさだったり、疾走感みたいなものが感じられてすごく素敵な曲だと思いました。
アシ(リ)パ役:山田杏奈
始めて楽曲を聞いた時に、すごく疾走感がある曲なのに大木さんの声の優しさがとてもいいなと思いました。作品としての力強さにもなっていますし、歌詞の中で『何かを得て、失って、それでも旅は続いていく』というような表現があって、それもすごく、「あぁ、ゴールデンカムイだな」と、じんわりと、いいなと思いました。
松橋真三プロデューサー
本作は、皆に楽しんでもらえるエンターテイメント大作ですが、冒頭、日露戦争二〇三高地の激戦から始まります。
様々な苦難を背負った杉元佐一が、主人公として背負う「重み」が必要であると、ACIDMAN 大木さんにお伝えし、作曲をお願いしました。
甘いだけではない人生を歩んできた、いろいろ背負って生き抜いてきた大人のアーティストでないと作れないような歌を希望しますと無茶なお願いをしました。
作っていただいた「輝けるもの」は、激しくて、美しくて、胸が熱くなり、目頭が熱くなる素晴らしい主題歌となりました。
物語の最後、熱い情熱と愛を感じながら劇場を後にしてほしいと思います。お楽しみに!
『ゴールデンカムイ』
●出演者:
山崎賢人
山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 柳俊太郎 泉澤祐希 / 矢本悠馬
大谷亮平 勝矢 / 高畑充希
木場勝己 大方斐紗子 秋辺デボ マキタスポーツ
玉木宏 ・ 舘ひろし
●原作: 野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
●監督: 久保茂昭
●脚本: 黒岩勉
●音楽: やまだ豊
●主題歌: ACIDMAN「輝けるもの」(ユニバーサル ミュージック)
●アイヌ語・文化監修: 中川裕 秋辺デボ
●製作幹事: WOWOW・集英社
●制作プロダクション: CREDEUS
●公開: 2024 年 1 月 19 日(金)全国公開/IMAX 同時公開
●配給: 東宝
(C)野田サトル/集英社(C)2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会