野田サトル原作による実写映画「ゴールデンカムイ」の新たな本編映像を含む予告が公開された。
【動画】舘ひろし演じる土方歳三が華麗な刀捌きで魅せるPV、ACIDMANの主題歌も解禁予告には玉木宏演じる鶴見中尉が鋭い眼光で「刺青人皮(いれずみにんぴ)をどこに隠した?」と山崎賢人演じる杉元佐一に迫る姿や、舘ひろし演じる元新撰組鬼の副長・土方歳三による華麗な刀捌きが収められた。併せて、杉元、山田杏奈演じるアシリパ、眞栄田郷敦演じる尾形百之助らを収めた10種のキャラクタービジュアルも解禁に。ビジュアルにはそれぞれのキャッチコピーも添えられている。
また、主題歌はACIDMANの「輝けるもの」に決定。予告映像にて主題歌の一部を聴くことができる。「輝けるもの」は「ゴールデンカムイ」のファンだというACIDMANが、今回のために書き下ろした。とあるライブの出演前にオファーの話を聞いたという大木伸夫は、「すぐにイメージが沸き、(オソマのフリをして、、、)トイレに駆け込み、一気にボイスメモにアイデアを吹き込みました」と振り返った。楽曲を聴いた山崎、山田らから寄せられたコメントは、記事末にて紹介している。
2024年1月19日に全国公開される映画「ゴールデンカムイ」は、北海道を舞台に“不死身の杉元”と呼ばれる日露戦争の英雄・杉元と、アイヌの少女・アシリパを描く物語。アイヌ民族から強奪された莫大な金塊をめぐり、杉元らに加え大日本帝国陸軍第七師団や、戦死したと思われた新撰組の土方も戦いに身を投じていく。監督は「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭、脚本は映画「キングダム」の黒岩勉が務める。映画の公開日には、IMAXでの同時上映の実施も決定した。
■ 大木伸夫(ACIDMAN)コメント
このお話を頂いたのは、とあるライブ出演の20分前。
大好きな漫画の実写化の主題歌というお話だったので大興奮!
すぐにイメージが沸き、(オソマのフリをして、、、)トイレに駆け込み、一気にボイスメモにアイデアを吹き込みました。
自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕達の儚い生き様。
正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたら嬉しいです。
あらゆる一瞬の明滅の命が、「輝けるもの」になりますように。
大木伸夫(ACIDMAN)
■ 山崎賢人(杉元佐一役)コメント
今回、映画のために書き下ろしてくださったということで、本当に「ゴールデンカムイ」にピッタリな歌詞でした。そして、エンドロールで流れた時の、それぞれのキャラクターたちの旅、冒険、そして物語がこれからも進んでいくような力強さだったり、切なさだったり、疾走感みたいなものが感じられてすごく素敵な曲だと思いました。
■ 山田杏奈(アシリパ役)コメント
始めて楽曲を聞いた時に、すごく疾走感がある曲なのに大木さんの声の優しさがとてもいいなと思いました。作品としての力強さにもなっていますし、歌詞の中で「何かを得て、失って、それでも旅は続いていく」というような表現があって、それもすごく、「あぁ、ゴールデンカムイだな」と、じんわりと、いいなと思いました。
■ 松橋真三(プロデューサー)コメント
本作は、皆に楽しんでもらえるエンターテイメント大作ですが、冒頭、日露戦争二〇三高地の激戦から始まります。
様々な苦難を背負った杉元佐一が、主人公として背負う「重み」が必要であると、ACIDMAN大木さんにお伝えし、
作曲をお願いしました。
甘いだけではない人生を歩んできた、いろいろ背負って生き抜いてきた大人のアーティストでないと作れないような歌を希望しますと無茶なお願いをしました。
作っていただいた「輝けるもの」は、激しくて、美しくて、胸が熱くなり、目頭が熱くなる素晴らしい主題歌となりました。
物語の最後、熱い情熱と愛を感じながら劇場を後にしてほしいと思います。お楽しみに!
■ 「ゴールデンカムイ」
2024年1月19日(金)全国公開
原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:久保茂昭
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊
主題歌:ACIDMAN「輝けるもの」
アイヌ監修:中川裕、秋辺デボ
製作幹事:WOWOW、集英社
制作プロダクション:CREDEUS
出演者:山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、柳俊太郎、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、玉木宏、舘ひろし、高畑充希、泉澤祐希
※山崎賢人の崎はたつさき、アシリパのリは小文字が正式表記。
(c)野田サトル/集英社 (c)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会