ケイティが2023年秋冬シーズンでアパレル業務を終了、代官山店も閉店

　Taki＆Lindaが手掛けるアパレルブランド「ケイティ（Katie）」が、2023年秋冬シーズンでアパレル業務を終了し、1998年から営業してきた代官山の直営店「Katie the Store」を12月19日に閉店する。

　ケイティは、「自由な女性が併せ持つ“かわいさ”と“強さ”」をテーマに、Taki＆Lindaによるプライベートブランドとして1997年に誕生。音楽や映画といったカルチャーとヴィンテージドールやレースなどのロマンチックな要素をデザインソースに世界観を構築し、2000年代の東京のガーリーカルチャーを牽引してきたブランドの一つとして知られる。
　ブランド終了の理由に関して、Taki＆Lindaは「デビュー時から継続してきた26年分の“ガーリーカルチャー感“をもう少し新しいかたちでやり直したい」とコメント。デザイン事務所にアトリエ機能を加えた新しい形でオフィスの移転も検討しているという。今後はアパレルにこだわらず食や音楽といった多様なジャンルへのイベントにも参加し、「かわいいものが好きな大人たち」が集まるコミュニティや場づくりも目指す。また、不定期にオリジナルのランジェリーラインや、定番アイテムの発表を予定しており、代官山店閉店後も公式オンラインストアの営業は継続する。

◾️Katie：公式インスタグラム