美容医療視点のポーラメディカルから第1弾商品が発売　美白・シワ改善の2種の美容液

　ポーラ・オルビスグループの医療機関・クリニック向けの事業を展開する新会社ポーラメディカルから、メディカルコスメシリーズ「ダイヴ（Dive）」が2024年1月1日にデビューする。サイエンスの裏付けを持つ有効成分を中心に構成したホームケア商品として、2種の美容液をラインナップ。美容クリニックや皮膚科での専売となる。

　ポーラメディカルは、美容と医療の両面からのアプローチを掲げ、メディカルコスメのほか、診断をサポートするツールや教育、経営ノウハウの提供といった美容医療の現場のニーズに応えることで、ユーザーへの価値提供を目指す。商品を中心に多角的に美容医療の現場を支えるサービスの総称を「POLA Medical Experiences」（P-MedX）と呼び、各サービスを順次開発していく。P-MedXは各診療科の専門医の力を集結し、新規事業開発に取り組むスタートアップ Tomorrow Medicalと、新たな価値創造となる新規事業開発に取り組む企業や新しいソリューションをアート思考を用いて提供するスタートアップ HeArtと協業。今回登場するダイヴはP-MedXの第1弾として展開する。
　ダイヴは、「ありたい美しさは、自分で選べる。」をシリーズコンセプトに掲げる。デビューアイテムとなるセラム2種は、ポーラが承認を得た有効成分にフォーカス。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ美白有効成分「ルシノール」を配合した「ダイヴ ブライトセラム（医薬部外品）」（100mL 税込1万560円）と、シワを改善する効果が認められた有効成分「ニールワン」を配合した「ダイヴ サインズセラム（医薬部外品）」（20g 同1万4850円）を用意する。
　ポーラメディカルはポーラ・オルビス ホールディングスにより2023年10月に設立。今回の2アイテムを皮切りに、今後も有効成分を配合した商品の展開を予定する。同時に、独自施術の研究開発および取引先となるクリニックの開拓を本格化させ、2028年までに売上10億円規模を目指す。

■ポーラメディカル：公式サイト