面接で想像もしていなかったようなことを聞かれる場合もある。愛知県の50代前半の女性(その他/パート・アルバイト/年収100万円未満)は、10年以上前の出来事を振り返る。
「とある会社へ面接に行き、約束の時間の10分前に到着し応接室で待機していました。約束の時間になっても面接担当者は現れず結局30分以上待たされました」
最初から雲行きが怪しいが……。(文:谷城ヤエ)
「宗教に関連付けて採用、不採用を決めるのも違和感」
面接がスタートし、「面接担当者から『うちの会社に応募したきっかけは?』など、ごく普通の質問に受け答え」をしていた女性。しかし面接も終盤になった頃、担当者から、
「ところで、あなたは何か宗教をしてますか?」
という「意外な質問」をされたという。女性が「はい、◯◯でやってます」と返答すると、
「担当者は『私は◯◯の宗教をしてて、うちの従業員も皆、私の宗教の教会に行かせている。あなたは、それができますか?』と聞かれ……」
女性ができない旨を伝えたところ「その場で不採用」になった。
「宗教に関連付けて採用、不採用を決めるのも違和感を感じました」
と当時の心境を綴った。宗教は個人の自由だが、それを強制するようなことはするべきではない。女性も入社しなくて正解だったかもしれない。
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