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『貨物列車マニアックス』南田裕介氏、乗れない列車の奥深さに迫る

2023年11月23日 15:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ホリプロのマネージャーで、鉄道好きとしても幅広く活動する南田裕介氏が執筆した書籍『貨物列車マニアックス アイ アム ア 貨物ボーイ!』(出版社 : カンゼン)が11月20日に発売された。四六判216ページ、定価1,700円(税別)。


出版元のカンゼンによれば、「日本の物流を支える大動脈の正体を、根っからの『貨物』を愛する男が徹底取材」した1冊だという。発刊にあたり、著者の南田裕介氏もコメントを発表している。

「私が貨物列車の魅力に取り付かれて40年以上が経ちました。なぜそんなに魅力的なのかというと、貨物列車には『乗ることができないから』の一言に尽きると思います。乗ったことないからわからないことがたくさんあってミステリアスなのです。



そこにはどんな工夫やシステムが秘められているか、運用はどうなっているか、わからなければわからないほど、調べれば調べるほど、また知りたくなり、掘れば掘るほどもっと深く掘りたくなるのです。今回の書籍では結構深いところまで掘り下げようと思って始めましたが、まだまだ奥が深いことを思い知らされました。知ってるようで知らなかったこともたくさんありました。コンテナ貨車の違いについてもしっかりと理解しました。


あと、申し上げたいのは、貨物列車は、私たちの暮らしを支えて、豊かにしてくれているということ。たった今も、貨物列車は私たちのために走っています。そんな貨物列車に敬意をこめて、この作品をつくりました。鉄道貨物輸送の素晴らしさが、少しでもたくさんの方に伝わると良いなと思います」(佐々木康弘)