アニメーション映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の主演声優が発表された。浅野いにおの同名漫画を映画化した同作。東京上空に巨大な宇宙船・通称「母艦」が突如襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界を舞台に、日々の青春を謳歌する少女たちが描かれる。前章が来年3月22日、後章が4月19日に公開。主演声優は幾田りらとあの。幾田が演じるのは、作中に登場する国民的漫画『イソベやん』を愛読し、担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生・小山門出役。『竜とそばかすの姫』以来2度目のアニメ声優を務める幾田は初主演となる。あのが演じるのは、門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生・中川凰蘭役(通称:おんたん)。声優初挑戦だというあのはオーディションで選出された。【幾田りらのコメント】たくさんファンの方がいらっしゃる作品なので、良い意味でプレッシャーを感じながら、ワクワクしながら挑みました。門出は自分にも少し重なるところがあって、そんな門出を演じながら、大きく世界が変わっていく渦の中で、一番身近で大切な人との時間や会話の愛おしさを改めて強く感じることができました。【あののコメント】おんたんは、憎めない愛嬌たっぷりのキャラクターで、でもそこに時折見える、素の表情や感情がたまらなく愛おしかったです。声優を務めるのは初めてですが、浅野先生からは「あのちゃんがやるおんたんそのままでいいから」と言っていただけたので、自分の思うおんたんを全部ぶつける気持ちで演じました。