医学的にメカニズムが解明されているとはいえ、実際になると怖い金縛り。福島県に住む40代前半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収150万円)も金縛りで怖い思いをしたという、
「耳元で女性の声で『こっちへおいで……』と囁くような声が……」
「左手首を捕まれて、ものすごい力で引っ張られました」
「私は霊感が強く、金縛りは頻繁にありました。慣れすぎていて、金縛りにあっても気にせずに寝てしまう程でした」
そんな女性が恐怖したのが15、16年前のこと。
「でも、その日は違いました。 いつもとは違う重くて嫌な雰囲気で目が覚め、やばいと思う間もなく、ドン!という衝撃のようなものと共に金縛りにあいました」そのとき女性は体の左側を下にし、横向きの姿勢で寝ていた。横向きで寝ると、腕は自然に体の前にくるが、女性の場合は「左手が少し上がって」いた。金縛りのせいだろうか。すると、
「その左手首を捕まれて、ものすごい力で引っ張られました」
女性は「早く終わってくれ」と思っていると、
「その時に耳元で女性の声で『こっちへおいで……』と囁くような声が……」
聞こえてきたという。
翌日に菩提寺でお祓いをしてもらった
「怖くて怖くて、そのあとのことは覚えていません」
これまでにない恐怖を感じた女性は、金縛りにあった翌日に菩提寺に行き、相談してお祓いをしてもらったそう。その甲斐があったのか、「それ以来、金縛りの頻度は激減し、あっても嫌な雰囲気のものはありません」と書いている。
しかし、あのとき左手を引っ張り、「こっちへおいで……」と囁やいてきた女の正体は何だったのか、真相はわからないままだ。
「なにが私を連れて行こうとしたのかわかりません」
ただ一つ思い当たることがあるという。
「当時、ストレスで病んでいました。『なにか』がそれを察知して、私を連れて行こうとしたのかもしれません。あのまま連れて行かれたら、今の私はいないかもしれないと思うとゾッとします」
女性の場合は、ストレスによる心身疲労で金縛りになったと思われるが、かなりの恐怖だったようだ。
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