11月18日、WRC世界ラリー選手権第13戦『ラリージャパン』のデイ3午前のループが、愛知県豊田市と岡崎市で行われた。岡崎中央総合公園で実施されたSS12“Okazaki City SSS 2”を終えた時点では、TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位をキープしている。日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合9番手だ。
このSS9と続くSS10“Lake Mikawako 1”では前日の雨の影響が残り、スリッパリーなダンプコンディションで行われた。後続に1分49秒9という大きなギャップを築いてデイ2を総合首位で終えたエバンスは、オープニングとSS10で総合2番手につけるセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)にステージタイムで敗れ、貯金から約16秒を失う。しかしここから彼の反撃が始まり、中央総合公園に舞台が移された“Okazaki City SSS”では2連続ステージウインをマークしてみせた。