酒癖が悪いと友人を失うこともあるようだ。東京都の50代前半の男性(事務・管理/年収900万円)は20数年前、「高校の先輩」と絶縁したという。その理由を端的に次のように書いている。(文:長田コウ)
「先輩は酒に酔うと何かと周りの人に迷惑を掛け、酔いから覚めると平然としているあたりに不信感が芽生えた」
「携帯番号も変えて、連絡先も削除した」
事の発端は、男性と男性の同級生、そして先輩の3人で海水浴に行ったときだった。外出に際して、あらかじめ「同級生が車を出す際に海水浴帰りにシャワーを浴びる」、「砂を落として荷物を積む、乗り込む」といった約束事を決めていたという。
しかし、「酒を吞みまくり泥酔状態」の先輩は全く守らなかった。
「海パンのまま車に乗り込み、自分の荷物も放置状態でシートに横になり寝入り…」
これは男性にとって相当ショックだったそうで、
「そんな人と交流しても今後も嫌な思いはするだろうな…と思い、もうこちらからの連絡は辞めようと決意しました」
と当時を振り返る。
しかし、男性から連絡をしなくなってもなお、先輩との交流は続いた。「先輩が転職したのを機に営業の勧誘や何の活動をしているか分からない団体の飲み会の誘いが頻繁に」あったというが、男性は「適当にやり過ごして」いたそう。
しかし、この後、先輩との関係が完全に切れる出来事が起こる。「同級生にも同じ誘いをしていて、連絡を取っていた」先輩だったが、そこである事実を知ることになった。
「その会話の中で私が海の一件以来、怒っている事、勧誘などの連絡に嫌気が差している事を伝え聞いたらしく、それ以来、連絡がなくなりました」
最終的に縁が切れた男性。清々しそうに次のように書いていた。
「後日、その話を同級生から聞いて、連絡なくなったのは、そういう事ね!と納得しました。あの時に使っていた携帯番号も変えて、連絡先も削除したので、結果的に絶縁という形になりました」
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