Text by CINRA編集部
杉咲花主演の映画『市子』のアザービジュアル6種が公開された。
原作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品『川辺市⼦のために』。川辺市子が恋人の長谷川義則からプロポーズを受けた翌日に突然失踪し、長谷川が行方を追ってこれまで市子と関わりがあった人々から証言を得ていくと、彼女の底知れない人物像と衝撃的な真実が次々と浮かび上がるというあらすじだ。12月8日公開。
市子役に杉咲花、長谷川役に若葉竜也がキャスティング。森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳が共演する。
市子や長谷川の劇中の言葉を添えたアザービジュアルは、市子が笑顔で振り向く姿や長谷川と笑いながら歩く様子を捉えたもの。笑いながら振り返る市子を写したフォーカスのあっていない写真は、若葉竜也が市子役を演じる杉咲花にカメラを向け撮影したものだという。
杉咲は若葉とのシーンについて「若葉さんが演じる長谷川の前に立っているだけで、不安が一気に払拭されて、この人に見つめられる世界に存在できていることを心の底から幸福に感じたんです」とコメント。
市子については「(演じていても)自分でもわからない感覚が重要でした。市子が自分に近づいてきてくれたと感じた次の瞬間には、離れていってしまう。それがとても怖くもあり、体感した出来事を本当のものとして信じられる瞬間でもありました。その繰り返しが『市子』という映画だったと思います」と振り返る。
©2023 映画「市⼦」製作委員会
©2023 映画「市⼦」製作委員会
©2023 映画「市⼦」製作委員会
©2023 映画「市⼦」製作委員会
©2023 映画「市⼦」製作委員会