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JR北海道、特急「北斗」「おおぞら」など2024年春から全車指定席に

2023年11月15日 17:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR北海道は15日、特急「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」を2024年春から全車指定席化すると発表した。指定席数を拡大することで着席機会を高め、これまで以上に安心・快適な列車を提供するとしている。


同社の一部特急列車を対象とした全車指定席化により、指定席数が増えることで着席機会が高まるほか、乗車前に早くからホームで並ぶ必要がなくなり、始発駅に近いほうが座れるという不公平感も解消される。指定席では車内改札を省略していることから、よりゆっくりと車内で過ごせるようになるという。

全車指定席化の対象となる列車は、函館~札幌間の特急「北斗」、室蘭・東室蘭~札幌間の特急「すずらん」、札幌~釧路間の特急「おおぞら」、札幌~帯広間の特急「とかち」。あわせて札幌~旭川間の特急「ライラック」「カムイ」は指定席を拡大し、「ライラックの」の指定席を4両、「カムイ」の指定席を3両に。それぞれ自由席を2両とする。


なお、繁忙期など車両を増結することはあるが、全車指定席化する特急列車は増結となる車両も含め、全車指定席となる。札幌~稚内間の特急「宗谷」、旭川~稚内間の特急「サロベツ」、札幌~網走間の特急「オホーツク」、旭川~網走間の特急「大雪」に変更はない。(木下健児)