フランスのラグジュアリーブランド81社が加盟するコルベール委員会が、フランスの中等学校の生徒を対象とした職業体験イベント「De(ux)mains du Luxe」を開催する。期間は12月14日から17日までで、パリ13区に位置するスタートアップキャンパス ステーションFで行う。
フランスのラグジュアリー業界では、手工業に対する理解の少なさから若年層の人材不足が顕著に表れているという。これら状況を受けコルベール委員会は、業界の職業を紹介すべく同イベントを昨年からスタート。第2回となる今年は、「シャネル(CHANEL)」や「エルメス(HERMÈS)」、「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」、「カルティエ(Cartier)」、「バカラ(Baccarat)」など計30の委員会加盟ブランドが参加し、各ブースでは、裁縫や刺繍、金メッキ、ジュエリー作り、レストランのテーブルセッティングなど、職業やトレーニングに焦点を当てたレクリエーションを行う。また、昨年同様、キャンパス・モード、メティエ・ダール&デザインマニュファクチュアル・デ・ゴブランがイベントパートナーを務め、その加盟校がそれぞれのコースを紹介する。
今回初めて、ティックトック(TikTok)がイベントのスポンサーに就任。イベント期間中の1ヶ月間、若い職人や見習い、芸術家たちは、ティックトック上で自身のキャリアや技術をパフォーマンスでき、最優秀者には5000ユーロ(約81万円)が授与される。
◾️De(ux)mains du Luxe:公式サイト