企業や職場によって、有給休暇をどのように捉えているかは千差万別だ。島根県に住む40代後半の男性(エンジニア/年収550万円)は有給休暇が取りにくい職場に勤めているそうで、「企業体質が昭和から脱却できていない」と綴る。どうやら、上司の有休に対する考えが「昭和的」のようだ。(文:國伊レン)
「権利を行使する前に義務を果たせ」
男性の上司は、有休についての認識が現代の一般的な認識とずれているらしい。
「上司が有休は忌引や体調不良の際に使用すると考えているため、リフレッシュ=サボリと考えている」
遊ぶために取る有休は「サボり」だと考えている様子。働き方が見直されている昨今において、時代遅れと言われても仕方ないだろう。
有給休暇を取りにくい職場についての投稿は他にも寄せられている。埼玉県に住む50代後半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収950万円)の職場には、有休の取得を露骨にダメとは言われないものの、圧をかけてくる「昭和的な思想の上司」がいるのだそう。
「回りくどく、権利を行使する前に義務を果たせと成果物を要求してくる」
この上司がいる限り、有休を取りにくい現状は変わらないだろうと男性は悲観していた。