パワハラを受けた瞬間は恐怖に支配され、固まってしまうことが多いだろう。兵庫県に住む40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、
「(上司から)パワハラの被害に遭ったとき何も言い返せなかったのが悔しかったのを今でも後悔しています」
と打ち明ける。しかし、やられたままでは終わらなかった。(文:國伊レン)
自業自得で異動になった上司…「本当に心の寂しい可哀想な人」
女性は会社を退職した後、上司から受けてきた数々のパワハラを本社の人事課に打ち明けたのである。弁護士や法律相談所に相談していることや上司の本名など、全てを包み隠さず電話したそうだ。
「電話をした2、3日後にパワハラ上司が異動になりました。ざまあみろって気持ちでした」
暴露が功を奏してスッキリした様子の女性。ちなみにパワハラ上司は、かつて女性を一切無視し続けるなど、悪意ある態度で接してきたこともあるそうで、女性は、
「本当に心の寂しい可哀想な人もいるんだなあ」
と思っていたという。
こうした理不尽な言動への対策として、女性は「嫌なことを言われたら相手にしないで聞き流す」「余り関わらないようにする、距離を置く」ことが重要だと綴っている。
キャリコネニュースでは「職場で嫌なことを言われたらどう切り替えてますか?」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6BS0JNNH