アルフォンス・ミュシャ『夢想』が表紙を飾る『anan 2373号スペシャルエディション』が11月15日に刊行される。ミュシャは1860年にチェコで生まれたアーティスト。19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスやベルギーを中心に花開いた芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する芸術家で、「線の魔術師」とも呼ばれた。表紙に選ばれた『夢想』は1897年に制作された作品。リトグラフ工房のポスターとして制作されたものの、あまりにも人気が高まったため装飾パネル形式に作り替え、改めて販売されたという。今回の表紙では、線描の部分にゴールドのインクを使用。新たな立体感がプラスされている。同号の特集テーマは「とっておきの贈り物」。特別付録として『夢想』や『黄道十二宮』『ジョブ』『四つの花』などミュシャの作品が描かれた13枚のギフトに添えられるカードが付属する。誌面ではスイーツなどのフードを中心に、雑貨、美容アイテム、ファッション小物など、目利きたちが「今年大切な人に贈りたいギフト」を厳選して紹介。松井玲奈による書き下ろしエッセイや贈り物マスターたちが選ぶ今年のBEST5、ラグジュアリーホテルの上質手みやげ、みんなで盛り上がれるエンタメ系フード、東京の新名所の注目スイーツなどが収録されている。CLOSE UPにはタイの俳優Gemini & Fourthや與那城奨(JO1)、豆原一成(JO1)が登場。通常版の表紙は、京本大我(SixTONES)と髙地優吾(SixTONES)が飾る。