今回のジャパンモビリティショーで世界初公開となった「SUBARU AIR MOBILITY Concept」についても紹介していきます。
「SUBARU AIR MOBILITY Concept」は「ワクワクしてもらいつつ、自由に移動してほしい」というスバルの未来への思いがコンセプトになったエアモビリティです。シルバーカラーが印象的な車両のデザインは、私たちが想像する近未来の乗り物や宇宙船を思い起こさせてくれます。現段階では展示用のコンセプト車両ですが、それ以外に実証機もあり、空を飛び安全性を確かめる実証実験が行われています。
実際にスバルのブースでは、「SUBARU AIR MOBILITY Concept」が空を飛び、ダイナミックに実証実験を行う様子のVTRを視聴することができました。こちらの垂直離陸技術は、スバルがもともと航空機事業を行っている関係から、何年前と表現するのも難しいくらいに昔から研究しているものなのだそうです。技術的にはドローンに近く、それに一般的な自動車開発でも必要な安全性も追加しています。
○渋滞のない社会が生まれるかも?
こちらの「SUBARU AIR MOBILITY Concept」が実現するには、技術的な更なる成長だけでなく法整備なども必要になってきます。一般の方が乗る際の免許形態や社会受容性などの観点から、何年後に作るという目標は立てられていません。