秋アニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」より、2023年11月9日(木)から放送開始となる第40話(第2期16話)「霹靂」のあらすじ・先行場面カット、そして伏黒恵役の内田雄馬への公式インタビューも到着した。
『呪術廻戦』は、芥見下々が「週刊少年ジャンプ」にて連載し、シリーズ累計発行部数8,000万部を突破する大ヒットコミックだ。
2020年10月~2021年3月にTVアニメ第1期をオンエア、2021年12月より本編の前日譚『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』を映画化した『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。
そして2023年7月からスタートする待望のTVアニメシリーズ第2期では、五条悟と夏油傑の高専時代の物語「懐玉・玉折」と第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれる。
第40話「霹靂」あらすじ
目を覚ました宿儺は漏瑚の助言には耳を傾けず、特級呪霊である漏瑚に対し、圧倒的な強さを見せつける。
一方、お互いを未だ知らず、対峙する伏黒と暴走する甚爾。圧倒的な甚爾に対しギリギリの攻防を繰り広げる伏黒だったが……。
『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」第40話「霹靂」は、11月9日よりMBS/TBS系列全国28局にて放送開始。
<以下、公式インタビュー>
――原作やシナリオで「渋谷事変」を読んだときの印象を教えてください。
とてもハードな展開が多いエピソードだなと思いました。バトルも強者同士の戦いばかりで、規模が大きい上に速くて……。これが映像になった時にどんな風に描かれるのだろうと、ワクワクしました。
――「渋谷事変」のアニメの見どころは、どんなところになりそうですか?
第2期では、原作を補完し、さらに広げている部分が面白いなと思いました。アフレコの時の映像でも、アクションシーンはかなり膨らませていたので、完成した映像を楽しみにしていました。
動きが速く滑らかで、しかも重い雰囲気で話が進んでいくので、演じる際に大変に感じるシーンもあります。たとえばバトルのときに入れる息のアドリブなども瞬発力勝負になるので。すごいスピード感があったので、アニメではそんな勢いとパワーが増したところを楽しんでほしいです。
――すでに放送された「懐玉・玉折」の感想を教えてください。
五条悟の過去の話として、このエピソードがないと、彼がどんな人か分からないと思うんです。
「懐玉・玉折」での五条って傲慢というか、尊大で、最強であることが分かっているから、人の心を感じることに対する薄さみたいなものがあるんです。でも最後に夏油と会話をして、そのあとに「でも俺だけ強くても駄目らしいよ 俺が救えるのは他人に救われる準備がある奴だけだ」と言うんですけど、そこで自分が呪術師としてどうあるべきなのか、人とどう向き合うべきなのかを考え始めたのかなって僕は思ったんですね。この過去があったから今の五条先生がいるので、すごく重要なエピソードだったと思います。」
――伏黒恵役としては、父である伏黒甚爾も登場しました。
もうめちゃめちゃに強くて、その強さがアニメでも表現されていたなと思います。子安武人さんが声を担当されていたので、声も強かった(笑)。子安さん自身は、すごく気さくで優しい方なんですけど、存在感が凄かったです。
――『呪術廻戦』のシリーズを通して、内田さんが好きなキャラクターは誰ですか?
“お父さん”……と言いたいところですが、やっぱりナナミン(七海建人)です。「渋谷事変」では主役のような感じで存在感があって、めちゃくちゃカッコいいんです。原作を読んでいて、ここは絶対にカッコ良くなるなって思ったところがあったので、そのシーンがアニメで描かれるのが楽しみです。
――『呪術廻戦』の魅力はどこにあると考えていますか?
キャラクターの魅力とバトルの表現。そして考察したくなるストーリー。この3本柱がしっかりしていると思います。このキャラって、こんな奴だったなと印象に残るキャラが多いんですよ。各キャラの個性が出たバトルも展開されますし、バトルでの迫力のある表現が魅力で面白いなと思います。
また、舞台が渋谷や仙台といったリアルな場所をモチーフにしているので、もしかしたらここに呪霊がいるのかもしれないなんて、作品の世界観を肌で感じやすくなっているので、そういったところも面白いなと思います。
――最後に、視聴者へメッセージをお願いします。
「渋谷事変」が始まり、僕ら1年生ズにとっては、TVシリーズの本編収録が実に2年ちょっとぶり。久しぶりの出番なのですが、こうしてアニメの続きが作られることが幸せで、嬉しく思います。原作のほうも盛り上がっているところなので、一緒にアニメの『呪術廻戦』も楽しんでいただけるよう、僕らも精一杯頑張っています。応援よろしくお願いします。
【STAFF】
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
【CAST】
虎杖悠仁:榎木淳弥
伏黒 恵:内田雄馬
釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美
五条 悟:中村悠一
真人:島崎信長
夏油 傑:櫻井孝宏
両面宿儺:諏訪部順一
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会