LVMHグループのLVMH メティエ ダールが、京都の西陣織の老舗企業 細尾とパートナーシップを締結した。シルク産業のイノベーションを推進し、同産業の抜本的な再生と発展を目指していくという。
細尾は、1688年に京都・西陣で織屋として創業。同社は、2010年に独自開発した150cm幅の西陣織機をはじめとするさまざまな技術革新を通じ、インテリアやファッション、アート、サイエンス、テクノロジーなど、帯やきもの文化を超えた分野と協業してきた。
今回のパートナーシップは、LVMH メティエ ダールが、テキスタイルの無限の可能性を追求し、植物による伝統的な染色技法の復活を手掛ける細尾の革新的かつ素材を見据えたものづくりに共感し実現した。なおLVMHメティエ ダールは、今年の4月に日本発デニム生地メーカーのクロキともパートナーシップを締結している。