Text by CINRA編集部
野外イベント『Road Trip To 全感覚祭』の開催地が川崎・ちどり公園に決定。第1弾出演者が発表された。
GEZANが主宰するレーベル・十三月による『全感覚祭』。これまでは「面白さの価値は自分で決めてほしい」というコンセプトから、入場フリーの投げ銭制で開催されていたが、今回は金額別のチケット制となることもあわせて発表された。11月18日開催。
ライブアクトとしてGEZAN、渋さ知らズ、ゆるふわギャング、踊ってばかりの国、切腹ピストルズ、moreru、鎮座DOPENESS、Glans、やっほー、KOPY、abos、penisboys、高倉健、YELLOWUHURU、THE GUAYSが出演。
展示やマーケットなどで参加する作家、アーティストにはSTANG、飯田団紅、Masahiro Yoshimoto、Teji、高橋盾(UNDERCOVER)、harune.h、とんだ林蘭、前田流星、ソノダノア、北山雅和、YUICHIRO TAMAKI、佐藤円、NAZE、蝉丸、名越啓介、池野詩織が名を連ねる。
追加出演者は後日発表。チケットの販売は11月8日21:00からスタートする。
【マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)のコメント】
ビジュアルとアーティストと作家の第一弾を公開しました。
2023/11/18、Road trip to 全感覚祭を川崎ちどり公園で20:00から日の出にかけて開催します。期間の限られた中でチーム一丸、火ついた矢のごとく駆け抜けています。
来場する方は下にある注意事項やステートメントを必ず読んでからエントリーお願いします。
会場のキャパは2000人になります。この人数以上は来場できません。
販売方法はPeatixで¥3000¥5000¥7000のチケットを11/8(水)21:00より販売します。チケット枠にはそれぞれ限りがある購入制で当日はこれにプラス、投げ銭を募集し、2000円以上で全感覚手ぬぐいを手に入れられます。
今日までに事前投げ銭やTシャツなどサポートしてくれた方、本当にありがとう。できることできないこと、たくさんの気持ちがありますが今祭はもちろん、このRoad tripを来年の全感覚祭につなげていきます。
駐車場は使用できないので車は原則禁止です。渋谷駅からJR川崎駅まで約30分、川崎駅よりタクシー約10分、バスで約20分でこれるアクセスのいい場所になります。都内からタクシーでも8000円くらいでこれるので、相乗りしてくるのも推奨です。
アーティストの告知してから10日前後で本番という興行目線をぶっちぎった開催で、人が集まるのか、集まったとて予算がはまるのか、無事走り切れるのか、億万の不安はありますが全集中力を総動員していい時間をたぐりよせる。
会場で必要な資材やは準備がギリギリなのもあってコストがあがってしまった。とにかく背伸びせずに今やれることの全力をやる。
祭りをはじめると当たり前のことなんて何一つないんだと実感する。ステージ一つ、音響一つ、ゴミ箱一つ、演者や裏方の気持ち一つ、何一つ当たり前のことなんてないのだと気づく。
出演してくれる演者も二つ返事でのってきてくれたアーティストばかりで、同調ではなく同時代を並走する気概に心あおられる。
11/18 レーザーで祭壇をつくろうと思ってる。先日出演したfrueでも色んな人とたくさんOLAibiの話をした。祭りでそんな風に話すことは健全だと思う。距離が近かった人も遠い人もいるだろうけど、音楽を生きてきた人はピュアな意識を世界に溶かしてきたのだから、友達とお客さんも境界もないし、さよならのためじゃない花をそなえたい。きっと笑ってくれると思うんだな。
ルールはルールで、それ以上にその場所その瞬間で想像力と思いやりが交錯するところをイメージしています。
2023年、終わりに向かっていく今、わたしたちがやり残したこと、Road Trip To 全感覚祭よろしくお願いします。