友人と絶縁と一口に言っても、きっかけは様々だろう。50代前半の女性(兵庫県/営業/年収400万円)は、「好きなバンドがかぶっていて仲良くなった人」と絶縁した経験があるそう。友人は、女性が「好きなバンドを紹介してからどんどんそのバンドに通うように」なったという。これについて女性は、
「それはそれでファンが増えるので良いこと」
と思っていたそうだが、この後、絶縁を決意する出来事が起こる。(文:長田コウ)
「面倒くさくなって縁を切りました」
絶縁の決め手を女性はこう語る。
「遠征ができない私にマウントを取るようになってきたことがきっかけです」
「あなたはこれなかったけど、こういう話をしたことを伝えておくね!こんなことを言ってたわよ!知らなかったでしょ?」と「いちいち報告してくるのが面倒」だった女性。もとはと言えば、女性が紹介したバンドであるにもかかわらず、このような口調で言われたら、いい気はしないだろう。
こう回顧しながらも、友人については吹っ切れた様子が窺える。
「今思えば単にバンドメンバーと仲良しの私をアピールしたかったんだろうと思うけれど、私自身は曲推しだったので、面倒くさくなって、縁を切りました」
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