「ナイキ(NIKE)」が、スニーカー生産に関する特許侵害で「ニューバランス(New Balance)」と「スケッチャーズ(SKECHERS)」を提訴したと複数の海外メディアが報じた。
報道によると、ナイキはニューバランスの「FRESH FOAM」や「FuelCell」、スケッチャーズの「Ultra Flex」「GLIDE-STEP」などの製品ラインの一部シューズのアッパーが、高強度のファイバー素材を糸状にして編み込んだナイキ独自のアッパー素材「フライニットテクノロジー」を侵害していると主張。2ブランドに対し、損害賠償と特許侵害の永久停止を求めているという。
ナイキは、過去にも「アディダス(adidas)」や「プーマ(PUMA)」「ルルレモン(lululemon)」といったブランドに対して、フライニットテクノロジーに関する特許を侵害したとして訴訟を起こしている。2019年にはナイキの人気モデル「ヴェイパーマックス(VAPORMAX)」と「エア マックス 270(AIR MAX 270)」のデザインを盗用したとして、スケッチャーズを提訴した。