リソー教育グループ「プラスワン教育」で約2000件の個人情報流出　メルマガにファイル添付

リソー教育グループの「株式会社プラスワン教育」（豊島区高田）で、顧客約2000件（約4000人分）の個人情報が流出していたことがわかった。10月31日、登録者向けメールマガジンに、保護者、子どもの氏名、住所、生年月日、メールアドレスなどが記されたcsvファイルをzipで添付し、送信していた。11月7日、プラスワン教育は取材に「対象者には逐一連絡し、対応しています」と回答した。

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流出被害にあった人によれば、顧客に宛てたメールでは「11月2日、内閣府個人情報保護委員会に個人情報等の漏えい等速報報告を実施」「11月29日までに同委員会に対し、報告の確報（事案の概要、発生原因、再発防止策等に関する確定した内容を報告するものとなります）を提出いたします」と説明している。

同社は、体験型教育プログラムの提供、各種習い事スクール（トーマスサッカースクール・トーマス体操スクール）の運営などを展開する。

流出した保護者の一人は、同じく流出した知り合いから自分の被害を知らされたといい、次のように不安そうに語った。

「自分の情報だけでなく、知り合いなど約2000件の情報が一覧になっていました。実際に個人情報が添付されていたことに衝撃を受けています。流出後のメールも〈この度はご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。〉と通り一遍のもので、不安を覚える対応です。今後どのように悪用されるのかと考えるだけで恐ろしいです」