「苦手な人とは距離を置け」とは言うものの、その相手から距離を縮めてくる場合にはどうしたらよいのだろうか。東京都に住む40代前半の女性(クリエイティブ/年収100万円)は、「疎遠にしているのに、まったく察してくれず、しつこく連絡してくる人」がいるという。
「絶縁するには、はっきりと縁を切ります!などと宣言しないとならないものでしょうか」
思い詰めている様子の女性。彼女にここまで言わしめるその友人とは一体、どのような人物なのだろうか。(文:國伊レン)
「メールはレポートか?というくらい長く、電話は最長で4時間にも及んだことも」
女性はその友人と3年ほど前から親しくしていたという。しかし、1年ほど前から合わないと感じるようになったという。
「一言で言い表すと、平気で時間を奪う人です」
と語る女性。
「メールはレポートか?というくらいとんでもなく長く、電話は数時間はざら、最長で4時間にも及んだことも」
「会うときも同じです。午後3時に会い、解放されたのが夜の12時近くで、慌てて終電で帰ったこともありました」
何故ここまで長時間になるのだろうか。女性はその理由について「その人が一人でずーーーっとマシンガンのようにしゃべっているから」だと明かす。
「こちらが口を挟む隙がほとんどありません。これは相手が私だからではなく、別の人たちに対しても同じです。みんなも呆れているのが伝わってきました」
それでもその友人とは気が合う部分があり、3年間交友を続けてきたと語る女性。時間を奪われながらも、なんとか関係を続けるために今まで我慢し続けてきたのだ。
「でも、コミュニケーションが取れない相手と、交流を続けることは困難、いや無理です。最近は会おうと言われても、仕事などを理由に断っています」
だが、女性が断り続けても友人はまったく察してくれず、しつこく連絡し続けてくるのだという。しつこい連絡に耐えかねた女性は「最後に会って終わりにしよう」と考えた。
意を決して、友人に空いている時間を尋ねた女性。「火曜から木曜の昼までなら空いてます」という返事があり、「火曜か木曜の午前中なら私も時間を作れそうです」と返信をしたそう。
しかし、返ってきた返事は「火曜か木曜の午後3時から6時の間にしましょう」という、およそ午前中とは言い難い時間だった。
「ね?こんな感じで話が通じないんです。もう疲れました。誰か助けてください」
と音を上げる女性。人間関係の難しさを痛感する投稿だった。
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