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赤ちゃんの名前ランキング、19年間安定の上位は? 漢字1文字人気の高まりも【ベネッセ140万人調査】

2023年11月03日 08:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ベネッセホールディングスは11月1日、「たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング」を発表。同ランキングは、「たまひよ」の商品等を利用した、1月1日~9月27日生まれの新生児28万5,116名(男の子14万3,259名、女の子14万1,857名)の名前を調査し、集計した。

○ジェンダーレスな読みが人気、人気ドラマ『silent』の登場人物名も


2023年(1~9月)に生まれた赤ちゃんの名前は、男の子は「蓮」(主な読み「れん」)が、昨年5位から1位に復活。「蓮の花のように強くたくましく育ってほしい」などの想いを込めて名づける人が多いよう。以下、2位「碧」(主な読み「あお」)、3位「陽翔」(同はると)、4位「湊」(同みなと)、5位「蒼」(同あおい)が上位に。また、1文字名前の人気を受けて、TOP10のうち7つが1文字の名前だった。



一方、女の子の名前では、「陽葵」(同ひまり)が8年連続1位を獲得。「太陽のように明るく、向日葵のように常に明るい方を向いて育ってほしい」といった願いが込められているよう。続く2位は人気の名前として定着している「凛」(同りん)、3位には昨年16位の「翠」(同すい)が大きくランクアップ。



そのほか、2022年10~12月に放映された人気ドラマ『silent』の登場人物名「紬」(女の子9位→4位)、「湊斗」(男の子19位→8位)、「想」(男の子96位→26位)も大きくランクアップした。

読みランキングでは、「あおい」「ひなた」といったジェンダーレスな読みが男女ともに人気に。男女別では、男の子は「はると」が15年連続1位。女の子は「えま」が3年連続1位を獲得。「えま」は海外でも発音しやすい名前として、2016年35位から年々人気が上昇している。



また、名づけで重視したことを教えてもらったところ、1位「読み・音の響き」、2位「画数」、3位「漢字の持つ意味」となった。

○19年間、約140万人の名前ランキング


今回の調査では、「たまひよ」創刊30周年を記念し、2005年のランキング発表開始から19年間、約140万人の名前を集計した結果、男の子は1位「蓮」、2位「大翔」、3位「悠真」、4位「陽翔」、5位「颯太」、女の子は1位「陽菜」、2位「葵」、3位「凛」、4位「結菜」、5位「結愛」という結果に。男女共に「蓮」「陽翔」「凛」「陽葵」など上位の名前は19年間安定的に人気が高いことがわかる一方、近年は新たに「碧」「蒼」「翠」「紬」など1文字名前の人気が高まっていることがわかった。(CHIGAKO)