どんなに仲の良い友人でも、許すことができない一線はあるだろう。千葉県に住む50代前半の女性(事務・管理/年収300万円)は30代の頃、高校時代からの友人と絶縁したことがあるという。
「高校ではクラスも一緒になったこともなかったのに意気投合し、20歳を過ぎてからもよく一緒に飲みに行ったり、毎年夏には旅行に行く仲でした」
卒業してからも深い親交があった友人と絶縁するきっかけになったのは「嘘をついてまで私からお金を借りたこと」だと女性は明かす。(文:國伊レン)
「二度と会うこともないと思います」
女性は高校を卒業した後、友人からこう言われたという。
「学校の学費を使ってしまって払えずに困ってるの。必ず返すから」
女性はお金を貸すことにしたそうだが、結局返ってきたお金は半分だけ。「残りの半分は返してもらえませんでした」と打ち明ける。
それでも怒ることはせず、友人と仲良く交友を続けていたという女性。しかし、それから10数年が経ったある日、「あのとき貸したお金の使い道が子どもを堕ろすためだった」ということを別の友人から知らされたのだという。
「お金を貸したことは後悔はしていないし、返してくれていないこともどうでもいいです。ただ、本当のことを言わず、嘘をついてまで私からお金を借りたこと…それが許せませんでした」
今まで多少のことには目を瞑ってきたが、今回ばかりは許せなかった。
「そのことを知ってからは私から連絡することもなく、彼女から連絡がきても全てスルーしています。二度と会うこともないと思います」
長い間親しくしていただけに、真実を知らされたときのショックは大きいものだったのではないだろうか。
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