SFプロトタイピングプロジェクト『Neu World』の公式サイトが公開された。『Neu World』は研究とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブ集団「Academimic」と内閣府ムーンショット型研究開発事業「Internet of Brains(IoB)」が立ち上げたコミュニケーションプロジェクト。ChatGPTやニューロテクノロジーの発展をはじめとした技術の進歩により、未来の生活を自分ごととして想像することが難しくなるなかで、漫画や小説といった没入できるツールを通じて、共感を伴いながら未来をシミュレーションしていくことを目指す。Academimicはコンセプト開発やネーミング、ロゴ開発などクリエイティブデザインを担当。ウェブサイトの制作にはGEKI Inc.を起用した。サイトオープンと同時に、『Neu World』の第1作品目となるQuquの新作漫画『.raw(読み:ドットロー)』を公開。同作はIoBのサブプロジェクトマネージャーであり神経科学者の笹井俊太朗の研究をテーマとしており、3月17日に実施したトークイベントの参加者とのコミュニケーションなどをヒントに、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)が日常になった架空の2050年が舞台となっている。