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ジブリパークに新エリア「もののけの里」が開園、エミシの村やタタラ場をイメージした世界観を表現

2023年11月01日 20:02  Fashionsnap.com

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「もののけの里」の様子

Image by: © Studio Ghibli
 ジブリパークが、新エリアの「もののけの里」を新たにオープンした。開園日の11月1日には、オープンに先立ってエリアの入口ゲート前で開園式典を開催。愛知県の大村秀章知事や、ジブリパークの制作を指揮するスタジオジブリの宮崎吾朗監督をはじめとした関係者が登壇してテープカットなどを行い、新エリアの開園を祝った。

 ジブリパークは、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設として、愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園内に2022年11月に開園。スタート時には「第1期エリア」として「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアをオープンした。
 今回開業した「もののけの里」は、1997年公開の映画「もののけ姫」で描かれた「エミシの村」や「タタラ場」をイメージした、和風の里山的風景のエリアとして制作。作品の登場キャラクター「乙事主(おっことぬし)」の滑り台や「タタリ神」のオブジェ、実際に炭を焼くことができる「炭焼き小屋」、キャラクターのマスコットや干し肉といった、もののけの里にちなんだオリジナル商品や飲料などを販売する売店「もののけの里 休憩処」などを設置している。作品内の建物をモチーフにした体験学習施設の「タタラ場」では、愛知県の山間部を発祥とする郷土料理「五平餅」の炭火焼体験を実施。体験料金は1人税込1200円で、10歳以上から参加できる。
 なお、2024年2月12日までの期間、もののけの里への入場には「もののけの里+ジブリの大倉庫 セット券」の予約購入が必要で、現在「Boo-Woo チケット」などで販売している。
 また、来年3月16日には、魔女にまつわるジブリ作品の世界観を表現した新エリア「魔女の谷」の開業を予定。「魔女の宅急便」の「オキノ邸」「グーチョキパン屋」や「ハウルの動く城」の「ハウルの城」「ハッター帽子店」、「アーヤと魔女」の「魔女の家」などの建物が並び、遊具やレストランなどとともに、それぞれの作品の風景や雰囲気を楽しめるという。

■もののけの里開業日:2023年11月1日(水) ■魔女の谷開業日:2024年3月16日(土) ■ジブリパーク所在地:愛知県⻑久手市茨ケ廻間乙 1533-1 愛・地球博記念公園内営業時間:平日 10:00~17:00、土日祝 9:00~17:00休園日:火曜(休日の場合は翌平日)、年末年始、メンテナンス作業による指定日他(※2024年2月13日~3月15日はメンテナンス作業等により休園)チケット料金(もののけの里・ジブリ大倉庫セット券):大人(中学生以上):平日2500円、土日祝日3000円子ども(中学生未満):平日1250円、土日祝日1500円公式サイトチケット予約サイト