リドリー・スコット監督の映画『ナポレオン』の特別映像が到着した。
今年で86歳を迎えるスコット監督。同作では、革命により混乱が続くフランスを舞台に、天才的な軍事戦略で国を守り皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオンが、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う戦争を次々と仕掛けてくが、フランスを守るための戦いが、いつしか侵略、征服へと向かっていくさまを描く。12月1日公開。
ナポレオン役を演じるのはホアキン・フェニックス。監督とは『グラディエーター』以来23年ぶりの再タッグとなる。ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役にはヴァネッサ・カービーがキャスティング。脚本はデヴィッド・スカルパが担当する。
特別映像はスコット監督が戦闘シーンの撮影を振り返るもの。「戦闘シーンの撮影は全てが規格外となる。歴史的な戦いを再現した」「私自身の中にナポレオンが宿り、撮影に影響を及ぼした。良くも悪くもだ」と語る様子や、陣形の全体像がわかる上空からのカット、大砲の炎、吹き飛ばされる兵士や戦場を駆け抜ける騎兵隊の姿が確認できる。
あわせて日本版本ポスターが到着。「英雄か、悪魔か」というコピーと共に、フランス国旗がたなびく中、サーベルを片手に先陣を切り突撃していくナポレオンの姿が捉えられている。
