接客の仕事をしていると、理不尽な要求を突きつけられることが少なくない。レジ係として働く50代後半の女性(大阪府/サービス・販売・外食)は、これまでにひどいクレーマーに幾度となく遭遇しているという。(文:林加奈)
「ナイロン袋(レジ袋)の設置がないのが気に入らない、だからすべて返品する」
支離滅裂なクレームは、ほかにもたくさんあるようで……。
理不尽なクレームは「まだまだあります」
レジ袋、マイバックに関するトラブルはほかにも、
「コロナ渦で『マイバッグの設置はご自身で』といったら怒られた」
「『袋がいるかどうか聞け!』って怒鳴られた」
とあり、なぜいちいち怒るのかと理解に苦しむ。
客が探している商品を「置いていない」と答えたら「本気で言ってんのか?」とキレられたという。卵不足が続いているが、「卵は1点まで」と断ったら、
「何回も並ぶんやから同じやろ!はよ3個打て!」
と無茶振りをされたそうだ。
ほかにも「会計中に(お客様が)商品を取りに行ったので、やむなく次のお客様を優先したら怒鳴られた」「棚替えしたのが気に入らないと喚く」といった自分本位な客たち。
「4が不吉だから4号会計機で会計させるな!」
とキレられたこともあったそうだ。
どれもこれも身勝手極まりなく、まともに相手にするのも嫌になるものばかりだろう。女性によると、このようなクレームは「まだまだあります」という。こうしたクレーマーを相手にしなければならないのだから、接客業に携わる人々には頭が下がる思いだ。
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