10月28日、2023年MotoGP第17戦タイGP MotoGPクラスのスプリントレースがチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は19位で終えている。
タイGPの2日目、午前に行われたフリー走行2回目で中上は18番手につける。その後の予選Q1は1分30秒115をマークして6番手につけて、総合では16番手グリッドを獲得した。
スプリントレースでは、好スタートを切ると16番手からオープニングラップに11番手へポジションを上げる。しかし、2周目の最終の12コーナーで転倒。再スタートを切ったが、前方とはセクターひとつ分くらいの差がある状態で完走。2台がリタイアしたため19位に終わった。
スタートがよく、ペースもよかっただけに残念な結果となったが、再スタートを切り13ラップを消化したことで、決勝レースに向けて貴重なデータをの残すことができた。決勝はスプリントの雪辱を果たし、トップ10フィニッシュとポイント獲得に挑む。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(スプリントレース:19位)
「ペースもよく、マシンのフィーリングもよかったので、とても残念です。最終コーナーのブレーキングで小さなミスをおかしてしまいました。いつも全力でサポートしてくれているチームに申し訳ない気持ちです」
「しかし、マシンのダメージはそれほどではなく、再スタートを切って13ラップを走ることができました。今日のデータを明日の決勝レースで活かしたいです」